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これからのライフプラン「くらし設計」
長寿と健康 健康寿命をのばすために 01-75歳以下の約9割が元気高齢者

  高齢者の暮らしというと、心身の老化に伴い不自由な生活を送っているイメージを抱きがちですが、65〜74歳の方で要支援・要介護認定を受けているのは、わずか4.2%(図1参照)に過ぎません。残りの約9割の方が自立していると考えられます。75歳以上の後期高齢者となると、要支援・要介護認定を受けている方は29.4%にアップしますが、それでも約7割の方が自立した生活を送っています。

 若さを示すバロメーターと言われる歩く速度も、「東京都老人総合研究所」の調査データによると確実に向上しており(図2参照)、健康寿命は、まだまだのばせる可能性があると言われています。

要介護認定者の実態 02-アクティブ・エイジングのすすめ

 健康寿命をのばすには、生活習慣病の予防など身体そのものの健康維持が不可欠ですが、「病は気から」という言葉があるように、気持ちを明るく保ち、楽しく前向きに生きる姿勢を持つことも大切です。

 WHO(世界保健機関)は、精神的な健康と身体的な健康を同等に位置づけ、高齢者の生活の質(QOL)を向上させるプロセスとして『アクティブ・エイジング』を2002年に提唱しています。この『アクティブ・エイジング』とは、エイジング(=年齢を重ねること)を、アクティブ(=精力的、能動的)に楽しむ考え方で、若返りを目的としたアンチエイジングとは異なり、年齢を重ねることを前向きに捉えたもの。

 年を重ねれば、体の不調が一つ二つあるのは当然のこと。たとえ病気を抱えていても自分のできる事や強みを活かして、仕事やボランティアなど地域社会への貢献活動に参加しながら生きていく、そんな“積極的な年齢の重ね方”です。

 心身の機能が衰えてきたとしても、高齢者にはこれまで培ってきた経験と知恵があります。それらを活かして社会に還元することで、これからの人生を有意義に生きるための「目的」や「喜び」を得られるはずです。


03-“生きがいづくり”で“健康づくり”

 リタイア後も、知識や技能を活かす場と機会を得て仕事やボランティアに打ち込んだり、趣味のサークルに参加したり、楽しみや生きがいを持つシニアは年齢以上にいきいきと暮らしている方が多いようです。社会や地域コミュニティとのつながりを保ち、充実感を得ることがリタイア後の暮らしの刺激となり、前向きに生きる原動力となっているのかもしれません。環境が変わっても自分らしい生活を過ごしていくために、やりがいを感じられる何かを見つけて、実践していきたいものです。

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